【USMシーズン13使用構築】筋肉隆々日向ぼっこ【最高2131/最終2054】
こんにちは、てぃーぽっとです。シーズン13お疲れ様でした。
今期は久々のレート2100達成+自身の最高レートを更新出来たので、簡単に記事を書いていこうと思います。
【構築紹介】
TNてぃーぽっとで潜っていました。
昨年の末にメガミミロップを軸にした構築でレート2000を達成したものの、完成度や強さに全く自信を持てなかったので、2000帯でも勝ち上がれるような強い構築を模索することにしました。
2000帯でカプ・テテフ+霊獣ランドロス+メガゲンガー(俗称テラゲ)や、メガメタグロス+グライオン+ポリゴン2といった並びも試したのですが、どちらもあまり手に馴染まずに解散。
構築が無く途方に暮れていた所、先日の双剣杯に共に出場したあいまる君が「特殊メガバシャとセルフ雨メガラグは環境に刺さる」と豪語していたので、とりあえず育成が楽で且つ使っていて楽しそうな雨乞いメガラグラージから構築を組み始めました。
【コンセプト】
・選出段階でラグラージの型の誤認を誘う
一般的にラグラージをメガシンカ枠として採用する場合、ペリッパーやニョロトノと言った、特性雨降らしを持ったポケモンと組まれている場合が殆どです。メガラグラージがピンで採用されている構築は、僕の知る限り片手で数えられる程しかありません。
今回はそれを利用して、選出段階でなるべくこちらのラグラージのメガシンカを悟られないように構築を組みました。
メガシンカをしないラグラージの型として最もメジャーなものは回復実を持った起点作成型だと思うので、パーティの上段に並べることによりラグラージ始動のステロ展開を意識させることの出来るリザードンの採用は確定(この枠はメガボーマンダの方が適任だと思いますが、今期の序盤から中盤にかけて練習していたのにも関わらず、最後までこのポケモンを使いこなせるようになれなかったので採用は見送りました)。
また、ラグラージの起点作成型を偽装するためには他にもメガシンカ候補を設ける必要があると考え、初手の起点作成ラグラージに合わせて出てきそうなポケモン(キノガッサやカプ・レヒレ等)に強めで、ラグラージ以上にメガシンカの可能性を匂わせることが出来そうなゲンガーに気合いの襷を持たせて採用しました。
上記の2匹に加えて裏にカミツルギやジャラランガといった積みアタッカーを置いていることもあってか、選出段階でラグラージのメガシンカを見抜かれていると感じた試合は1度もありませんでした。相手に考慮されにくい形での積みリレーを押し付けることによって、機械的に勝ちを拾いに行くことを目指しました。
【個別紹介】
リザードン@メガストーンY
控えめ 猛火→日照り
173(156)-111-115(132)-211(100)-136(4)-135(116)※メガ後
火力・技範囲共に申し分無く、1度ニトロチャージを積んでしまえばなかなか止まらないメガシンカ枠です。
前述した通り採用理由が「ラグラージと並べてステロ展開を意識させる」というだけのポケモンであったのにも関わらず、選出率はラグラージよりも上でした。シーズン8でこれと全く同じ個体を使ってレート2100を達成出来たこともあり、個人的にはガルーラの次に信頼を置けるメガポケモンです。ミミロップはその次。
この構築で潜り始めて数戦の間は雷パンチを持ったメガリザードンXを使っていましたが、威嚇が辛かったり逆鱗という技が使いにくいという理由からYに変更しました。リザY非考慮の選出をされることもあったので、この変更は正解だったと思います。
技構成もこれが使っていて1番強いと感じました。個人的にニトチャリザYの炎技は火炎放射一択。
ラグラージ@メガストーン
意地っ張り 激流→すいすい
175-222(252)-130-×-131(4)-122(252)※メガ後
滝登り/地震/雨乞い/身代わり
本構築の組み始めとなった、雨乞いを搭載したメガラグラージです。
選出出来た試合は全て裏から展開して、前のポケモンが刈り残した相手を起点に雨を降らせて上から殴るという動きをしていました。これが思いの外強くて自分でもびっくりです。リザードンが苦手とするステルスロックが痛くないのもGOOD。
前述したコンセプトが上手くハマり、このポケモンでeasy win出来る対戦もありました。あいまる君ありがとう。
技構成はメインウェポンの滝登りと地震、メガラグラージにとっての積み技である雨乞いまで確定。最後の枠には後述するゲンガーの鬼火と相性が良く、テッカグヤ等のポケモンを起点にすることも出来る身代わりを採用しました。
身代わりの枠は起点回避やS操作により後続に繋ぐ動きが可能な岩石封じとの選択だと思います。冷凍パンチは持っていた所でボーマンダを倒せないので要りません。
メガメタグロスにも同じことが言えるのですが、そこそこ耐久のあるポケモンが上から怯みを押し付ける動きが出来るのは相当強いと感じました。結局怯ませたのは1度だけでしたが(。•́︿•̀。)
カプ・レヒレ@拘りスカーフ
控えめ ミストメイカー
152(52)-×-137(12)-155(204)-151(4)-135(236)
主にゲッコウガやカバルドン、ジャラランガを意識して採用したポケモンです。調整はゆーとぴあさんのものを丸パクリさせていただきました。
このポケモンは基本的にどんな型であっても上述した3匹には強く出られるので型に関しては少し悩みましたが、今回はゲッコウガやメガボーマンダに対して後手に回らずに上から処理出来る点、拘りトリックによる起点作成や崩しが可能な点を評価してスカーフを持たせました。
役割対象に対して何もさせず出落ちさせたり、後出しメタグロスをハイドロポンプ2発で無償突破出来たりと、使用感はとても良かったです。構築の最後に入ってきた補完枠だったのにも関わらず、かなりの頻度で初手に投げていました。
カミツルギ@ノーマルZ
陽気 ビーストブースト
143(68)-226(196)-152(4)-×-52(4)-174(236)
1匹目のZ枠です。今回は構築単位でリザードンやウルガモスが重いので、それらに強く出るためにノーマルZを持たせました。
初手に出しても強いポケモンだと思いますが、本構築では裏から展開して相手を崩す動きばかりしていました。使うまで性能に疑問を抱いていたポケモンでしたが、蓋を開けてみるとめちゃくちゃ強く選出率も高かったです。
しかしメガボーマンダが重くなっている最大の原因でもあるので、変えるのであればこの枠なのかなと思います。
ゲンガー@気合いの襷
臆病 呪われボディ
135-×-80-182(252)-96(4)-178(252)
シャドーボール/ヘドロ爆弾/凍える風/鬼火
本構築の始動役である襷ゲンガーです。
対面したポケモンを持っていくというよりは、鬼火や凍える風での起点作りや目の前のポケモンの削りを意識して運用していました。
基本的には初手に投げますが、舞ったメガボーマンダを止めることが出来る駒がこのポケモン以外に存在しないため、ストッパーとして裏に置くこともありました。
鬼火は物理アタッカーに通った時のアドバンテージがあまりにも大きいので、撃つ時は必中技だと信じて撃ちます。ちなみに1度目の2100チャレンジでは外して負けて涙を流しました。
ヘドロ爆弾の毒も呪われボディの発動率も体感6割くらいあった自覚の塊。
控えめ 防塵
151(4)-117-125-167(252)-125-137(252)
2匹目のZ枠です。フェアリータイプのいない構築に対して選出します。
そのような構築は環境に殆ど存在していませんでしたが、選出段階でこのポケモンを見せるだけで相手のフェアリータイプの選出を強要出来ることも強みの1つだと思います。
積んだ後も案外貧弱なので過信しすぎるのは良くないですが、それでもフェアリータイプのいない並びに対する制圧力は凄まじいものがありました。
特性が防塵なのはボックスにそれしかいなかったからです。防塵が生きたことは1度もありませんでしたが、他の特性なら勝てていたという試合も無かったのでぶっちゃけ何でも良さそうです。強いて言えばスイクン等の吠えるを防ぐことの出来る防音が1番強いのでしょうか。
基本選出はor
+メガ枠+Z枠 でした。
ですがこの形に捉われすぎずに相手の並びを見て柔軟に選出を考えることが出来た点は、自分でも評価して良いのかなと思います。
【結果】
TNてぃーぽっと 最高2131/最終2054 最終82位
今期はそこそこ面白いポケモンから組み始めた並びでシーズン9ぶりのレート2100を達成出来たので良かったです。そこから本気で1ページ目を狙いに行きましたが力及ばず、最終レートは不甲斐なく終わってしまいました。2131で止めていれば...と少しは思ってしまいますが、久しぶりにレート2100帯で戦えたので満足です。
来期は3ヶ月もあるとのことなので、最高レートの更新はもちろん、今期同様最終1ページ目を目標に頑張っていこうと思います。
以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。改めてシーズン13お疲れ様でした。